富士のふもとで 菓子づくり

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富士菓匠 金多留満

 

 

「こだわり」 其の1(水)

その雄大な崇容ゆえに、富士山は古来より特別な感情を持って仰がれていまいりました。
その富士山に降り積もる白雪が長い年月をかけて濾過され麓に湧き出す伏流水は主要な水源となることから泉瑞と呼ばれ、水神として崇められてきました。
やがて富士噴火が正史に現れると火山神、浅間の神として畏敬の的となり各地で神社に奉られるようになりました。
また、今日では富士山の雪解け水は、「忍野八海」と称して銘水百選の一つに選ばれております。
山の持つミネラルが混じり美味しく清冽なこの伏流水を金多留満では使いお菓子を作っています。

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「こだわり」 其の2(素材)

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金多留満では選び抜いた2種類の小豆を素材に使っています

 

【丹波大納言】贈られる方の心を伝える品としてふさわしいご贈答菓子には、小豆の最高峰として名高い丹波産の大納言を使用しております。
有機栽培で育てられた粒選りの香り高い小豆が、格調高い味わいを生み出します。
丹波大納言は、味の良さに加え色の光沢が美しく、まさに小豆の芸術品ともいえる素材です。

 

【北海道健康小豆】

日常口にしていただくお菓子には、美味しく健康的に安心して食べていただくために、生産者から直接届いた健康小豆を使用しています。


「こだわり」 其の3(技)

富士山麓の澄んだ空気の中、富士山清らかな伏流水で、何度も何度も丁寧にさらした小豆を八時間かけてじっくり籠炊きにして「餡」を作っています。
籠炊きすることにより小豆の風味が一層深まります。
小豆、そのもの美味しさを召し上がっていただく「つぶ餡」。
上質の部分だけを使用した、口どけのさっぱりした「こし餡」。
伝統技術を駆使して丹念に心を込めて職人が仕上げています。

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